4章|スキル長期活用法|ゴール更新をつづけよう
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3-1(自問自答)の補足
4-1(人生カテゴリー)の補足
この記事でわかること:無意識を変える「アファメーション」と「ゴール設定」
- 無意識を変えるには、「スキル1~6の活用(つまりゴール設定)」と「アファメーションを定期的に唱える」をつづけること
📘無意識を変化させるために重要なのは「ゴール設定(更新)」と「アファメーションの活用」の2つです。スキル1~6は、すべてゴール設定のスキルとも言えます。今後、無意識を変えていくためにつづけたいことは…
①必要に応じて、スキル1~6を活用する(ゴール設定)
②アファメーションを定期的に唱えること
前述のとおり、ゴールをひとつ達成したか、達成する直前になるなどでゴールを失うと、モチベーションは自然と下がります。モチベーションという言葉には、「すべき」「しなければならない」という強制の意味合いが含まれているため、いずれは下がるものです。そして、「下がっても良いもの」だし「下がっても問題ないもの」です。
ただし、下がっても良いけど、次に上がるときはタダでは上がりませんよ(もっとモチベーション増やします)よ、というのが本書のコンセプトです。「モチベーションが下がってきた」という感覚は「次のゴールを設定するタイミング」ということです。ゴールを設定(更新)後、アファメーションを活用しながら行動をつづけてください。そして、再びモチベーションが下がってきたら…達成が間近に迫っているサイン、ということで、喜ぶべきタイミングです。
ゴールを達成する頃には、次のゴールとしてワクワク気になることや、目指すべき地点が自然と現れ始めます。焦る必要も心配する必要もありません。ただし、達成のための行動はつづけましょう。
「次はこれだ」と確信できるゴールが見つかったり、「これをする」という具体的行動計画や決意が生まれたり、「次はこれを試してみたい」「あれにも挑戦してみたい」といった、無性に◯◯したくなる対象が自然と現れたりするでしょう。周りをよく見回せば、次のゴールの心当たりはすでに身近に現れているはずなのです。ときには、思いがけない方向から突然現れたりもしますが、少し意識を向けるだけで気づけることが多いでしょう。
次のゴールが見え始めるときは、価値が活性化しているモチベーションを実感する機会です。価値は、自然に、スムーズに事を運び促してくれます。素直に身を任せることで、素晴らしいゴールが設定できていくことと思います。
また、前述のように、これまで縁遠かった分野が急に視野に入ってくることもあれば、特定の分野のゴールに長く興味を持ちつづける人もいるでしょう。どんな場合でも、基本的に「Want to」のアンテナを意識しつづければOKです。プラスの価値が、無意識領域を源泉にして、ゴールへの行動を促してくれるでしょう。
どの時期でも、価値の活性を促すためアファメーションを活用しましょう。アファメーションには、唱えること自体に無意識を書き換える機能があります。さらに、習慣的に「繰り返す」こと自体にも、無意識を変える力があるため、日々つづくことがベストです。
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