第4章:ゴールの鮮度を保つ
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ゴールは妥協しないこと
この記事でわかること:未来から考えて、今を決める
📘 時間の流れは、必ずしも直線的なものではありません。ゴールに新しさや新鮮さを加えたいときは、時間の流れを「逆方向」に意識すると効果的です。限界突破のゴールを達成するための基本的な考え方は「未来からの逆算」です。
本書で紹介したスキルを多く実践することで、現在と未来の自分を同時に想像することに慣れていきます。「時間は過去から未来へと一方的に流れるもの」という感覚が、薄れていくでしょう。実際、量子力学の分野では、時間に連続性がないと考えられています。私たちにとって「時間が過去から未来へ流れる」のが普通になっていますが、季節の移り変わりを考えたとき、それは自分が時間の中を進んでいるのではなく、「季節の方が、向こうからやってきている」ように、肌感覚的に私には感じます。季節の方から「訪れて来てくれている」という感覚です。予定として存在していることが、予定どおりにやってきているだけ、という雰囲気です。
地球の自転や公転のしくみを考えると、自分が時間の流れの中を季節の方に向かって直線的に進んでいる」と考える方が不自然に思えます。日本語の「来る日も来る日も」という言葉の語感ひとつとっても、時間は本来、もっと柔軟なものなのではないでしょうか。
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