価値はあとから見えてくる
📘 価値の効用を実感してくると、「もっと多くの価値を見つけたい」「もっと早く増やしたい」と感じることがあるかもしれません。その結果、一覧から言葉を選んだり、価値そのものをゴールに設定したくなることもあるかもしれません。
ですが、本書で扱う「価値」は、一覧や価値観リストから選び取るというよりも、体験の中から見えてくるものとして捉えています。魅力的に見える他人の価値観をそのまま当てはめるよりも、自分の内側から自然に立ち上がってくる感覚を大切にするほうが、しっくりきやすいでしょう。
というのも、本当に自分にとって意味のある価値(=ゴールの価値)は、普段の思考や知識だけで探そうとすると、少しつかみにくいことがあるのです。言葉のリストだけを眺めて選ぶ方法では、手がかりが少なく、どこかしっくりこない感覚が残ることもあるかもしれません。
スキル1で大切なのは、自分の心に湧いてきた思いやイメージ(絵/映像)を観察することです。価値は、あくまで下記を通じて明らかになるものです…
・1-4課題達成イメージ(絵/映像)のストーリー
・1-5-1課題達成ができた理由/課題達成に必要な条件
この2つの過程を通して、感覚的に少しずつ浮かび上がってくるものとして、受け取ってみてください。
他力以外の頼りは情報収集
📘[1-10]補足として「~自力ではなく他力~」という考え方をご紹介しました。とはいえ、それでもステップが少し進みにくく感じる場面が出てくるかもしれません。そのときは、「課題達成状態」についての知識や体験、具体的なイメージが、まだ十分に集まっていないだけ、ということがあります。そんなときは、下記のような方法で、新鮮な知見や体験にゆるやかに触れてみるのも良いでしょう。
・映像
・音声
・読書
・WEBでリサーチ
・人に聞く
・実際に体験してみる
たとえば読書なら、まずは10冊ほど気軽に触れてみて、その中で「合いそうだ」と感じたテーマがあれば、少しずつ冊数を増やしていく、という進め方もあります。人に会って直接言葉を交わすのも、情報量が増えます。可能であれば、体験の機会をつくってみると、自然と経験値が増えていくかもしれません。自分の「利き感覚(見て理解しやすい/聞いて理解しやすい など)」を意識して活用してみるのも、ひとつのヒントになります。
普段から他力をリスト化
本書のスキルは、感情の変化がきっかけとなって、自然と効果があらわれていくものです。そのため、ステップの間は、集中しやすい環境を、できる範囲で整えておくと取り組みやすくなります。
また、本書のスキルは、繰り返し気軽に活用できるのも特徴です。「他力として頼れる存在リスト」は、あらかじめ用意しておくと、よりスムーズに進めやすくなります。リストの中身は、実践を重ねながら、少しずつ増やしていくようにすると、自然と使いやすくなっていくでしょう。
![[2-13] 感情をとりこむ](http://anmicoach.com/wp-content/uploads/2025/05/2-13-300x158.png)
![[1-14] 自己評価](http://anmicoach.com/wp-content/uploads/2025/05/1-14-300x158.png)