この記事でわかること:ゴールとアファメーションは更新が必要
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この記事の要点
- ゴールとアファメーションは達成とともに古くなるため、定期的に更新すること
- ゴール達成前にモチベーションは下がるため、次の目標が必要
- 情報への触れ方で、新しいゴールの抽象度や価値感を高める
📘 設定したゴールは、いずれ達成されるとともに古くなっていきます。ゴールとアファメーションはセットなので、ゴールが達成されればアファメーションも同時に古くなり、役割を終えることになります。
ひとつゴールを達成するか、その直前になるとモチベーションは下がります。達成にむけた行動のペースも自然と落ちてきます。これは、ゴールが身近になり、脳が次のゴールを探し始めるからです。ゴールは定期的に更新しつづけるものですが、それを面倒には感じないことでしょう。なぜなら、この頃には脳が常にゴールへの高感度アンテナを立て、更新に対し調子づいているからです。「また次のゴールを設定したい!」というモチベーションが、自然と湧いてきてくれます。
ゴールを高め、抽象度を上げるほど、過去の思い込みやネガティブな感情が浮かび上がることがあります。また、ゴール設定そのものへのモチベーションが、下がることもあるでしょう。そんなときは、スキル1(14ステップ)、またはスキル1~2両方(32ステップ)が役立ちます。
ゴールを更新しつづけるには、「それまで知らなかったことを知る」という意識的な行動をつづける必要があります。といっても、難しいことでありません。自分の興味や関心に従って、新しい知識/経験/人との出会いを吸収することです。人は基本的に、「何を知らないのかを知らない」ため、下記のような情報に手あたり次第触れつづけることが重要です…
・ゴールに関連する情報
・ランダムな情報
・新鮮な情報
スキル1~6を繰り返すことで、「Want to」の価値は自然と増えていきます。やりたいことが増え、沢山の選択肢に迷うことがあるでしょう。そんなときは、「未来のゴールの自分だったら、どれを一番やりたいと思うか?」と、考えてみましょう。この視点で選択することで、より自分に合った方向へすすみやすくなるでしょう。
自分なりの興味/関心を深堀していくと、やがて別の分野や関連領域に広がる瞬間が訪れます。すると、その範囲が重なったとき、純粋な興味や関心が湧いてくるでしょう。最初は「なじみのない分野」や「興味がわかない分野」に見えることがありますが、情報に触れつづけることで、次第に親近感がわいてくるものです。一見すると無味乾燥にみえた世界でも「好き」で「面白い」と感じる要素は必ず存在します。この発見が、次のゴールの抽象度を高め、増強させてくれるヒントも含んでいます。
常に、「見たい/聞きたい/行きたい/体験したい」という方向へ迷わず進んでくだい。そして、妥協を手放すことを意識しましょう。その間にも、アファメーションの活用によって「Want to」への感度がさらに高まっていくことでしょう。
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