うまく進まないときは…

📘価値を小箱に十分に満たせないときは、下記のような理由が関係していることがあります
・リラックスが不十分だった
・体力的な疲れ
・価値達成感情(1-6)の低下 など

このような場合は、まずは深くリラックスできる環境を整えることを優先してみましょう。疲れているならしっかり休みます。その上で「意図の力」を使い、再度取り組むとうまくいくでしょう。

価値達成感情(1-6)が十分に感じられない場合は、無理に続けようとせずに、一旦1-6のステップからやり直してみましょう。仕切り直すことで、スムーズに進むでしょう。

価値は、自然とゴールの方向へ向かわせてくれる力を持っています。行動の原動力にもなっているため、意識しさえすればコントロールを握りやすいものです。だからこそ「意識的に意図する」ことが有効です。

私がここでお伝えできることは、「できると信じる」と意図すること、そして、そのプロセスを静かに見守ることだけです。精神論やきれいごとではなく、再現性ある方法です。

量子力学の不確定性原理では、あらゆる存在は確率的であるとされています。私たちが目にする現象すべてに、「“絶対”は、ない」ということです。つまり、私たちが見ている現実も、あらかじめ決められたものではないということ。「決まっているように見える現実」は、実は他人の意図によるものが大きいということです。

逆に言えば、「現実は自分で選び、自由に決めていい」ということでもあります。

意図は、自分で未来をつくる第一歩です。その先に「選択」があり、情報量が増えて「決断」に進みますので、自然な流れにつながっています。

教育や人材育成の現場にいたことがある方なら、きっとこういった経験があるはずですが…
・「この人はできる!と信じる/信じよう(意図)」
・「きっとできる、と心から信じることができている(確信)」

などの意図や確信が、相手の行動や結果に少なからず影響を与えるものです。

このスキルでの対象は他人ではなく自分の内的なイメージです。他人を変えるのは難しくても、自分の内面は自分の意図で自由に変えることができます。

「できると信じる/信じることができる」を「意図する」この意識を持つことが、価値のチャージ完了への鍵になります。もし、進まないと感じたら、タイミングを改めるのもひとつの方法です。

無理をせず、少し休憩を挟むのも有効です。たとえば…
・軽い運動
・水分補給や軽食
・仮眠
・外出
・深呼吸
・換気

大切なのは、これらを“何となく”ではなく、気分の切り替えを「意図」して行うなら、より効果的です。

価値は自然とプラス方向へ向かう性質を持っています。だからこそ、重要なのは「意識の方向を意図的に変える」だけ。自転車や車の運転と同じで、方向を変えるにはハンドルを軽く切るだけでいいのです。重要なのはリラックスです。リラックスは基本的に身体の脱力のことになります。最もリラックスできるのは、「自分らしくいられる時間」です。普段以上に、自分のペースを大切にし、自分のリズムを優先するよう意識してみてください。

チャージの完了は、「“できた”と自分が感じられたかどうか」で判断してOKです。

これらを十分に実践しても、まだ完了できた実感がなければ、次の「~自力ではなく他力~」の解説を読み進めましょう。

完了できたと感じた場合は、次のステップ1-11へ進みましょう。

次のステップ
📘 第2章:スキル1
「[1-10] 箱に価値1-5-2を完全チャージ」へ ▶▶進む

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