📘人物2-8へ対しても、ポジティブな価値を特定してあげましょう。まず、その人物にとっての目的達成に必要な条件/理由を確認します。下記の質問を参考にしてください。
「このとき、この人は、本当はどんな目的を達成したくて、その状態を選んだのか?」
「このとき、この人は、本当は実現したいどんな理由があって、どんな決断をした?」
「このとき、2-8の状況にどんな条件があれば、本当はうまくいったのか?」
「2-8に、自分がどう関わってあげたらうまくいくのか?」

これらの質問は、2-9-1と同様の内容です。答えを考える際は、その人物2-8が当時、「何があれば」あなたや、周囲の人達にも悪影響を与えることなく、本人も含め全体がうまくいったのか?その人物のイメージを観察しながら考えます。

答えが出たら、
「うまくいくためには、どんなプラスの価値が必要だった?」
[2-9-2]

を、観察から導き出します。価値は、なるべく短い言葉で表現しましょう。

人物2-8は、あなたとってネガティブな影響を与えたかもしれませんが、その人2-8も最善を尽くしていたと考えられます。労いの意味も込めて、しっかりとプラスの価値を特定してあげましょう。

次のステップ
📘 第2章:スキル2
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