うまく進まないときは……
📘[1-10]のステップを試しても、小箱に価値が十分に満たされる前に「これ以上は無理」と感じてしまう場合があります。そんなときは、自分だけで何とかしようとせず、「味方の存在」の助けを借りましょう。
現実の世界でも、他人の力を借りた方がうまくいくことが多いように、イメージの世界でも「他力」が大きな助けになります。自力にこだわる必要はありません。むしろ、自分より上手にできる存在に委ねることで、効果的に進められるでしょう。
まずは、考えてみてください。
あなたが小箱に満たしたい“プラスの価値”を、実際に体現していて尊敬/信頼できる存在とは、誰でしょうか?たとえば…
・友人や家族
・有名人、歴史上の偉人
・本や映画の登場人物
・尊敬する先生や師と呼べる存在
・大切なペット
「その価値(例:信頼)を、最も良く体現している存在は誰か?」をじっくり思い浮かべてみてください。
「他力(味方)」として選ぶ際のポイントは…
・その存在について、あなたが詳しく知っている(理解している)
・ポジティブさと、強烈な存在感をあわせ持つ
・(ポジティブな)強い影響力を持つ
・結果を出す力について信頼/尊敬できると感じられる
このような存在を想像上で登場させ、小箱の中でサポートしてもらうイメージを描いてみましょう。ひとりでなくても構いません。「複数の存在」や、「全員」に登場してもらうのもOKです。たとえば、「魔法使い」「〇〇の天才」など、抽象的な存在や象徴的なャラクターでも構いません。
手伝ってもらう方法も自由です。たとえば、その存在に小箱の中に入ってもらい「説得」「対話」してもらうイメージでも良いでしょう。その様子を、「できると信じる」という意図を持って、静かに見守ってください。
途中で疲れを感じた場合は無理に続けず、その都度中断しても大丈夫です。その場合は、味方の存在に作業を任せ、自分は一晩しっかりと休みましょう。翌朝になって、あらためてイメージを確認してみてください。自然と進展していることも少なくありません。
それでも難しい場合は、数日間“寝かせる”のもひとつの方法です。その間は、自分自身のエネルギーを充電することに集中してください。気持ちが向いたとき、もう一度取り組んでみましょう。
もし、それでもスムーズにいかない場合は、そもそもの課題設定1-1の時点で、自分の本音と少しズレがあった可能性もあります。その際は、1-1のステップに戻って、改めて課題を見直すところからスタートしてみてください。