この記事でわかること:結果が出やすい人のマインドセット
- 結果が出やすい人は自分のゴールを自覚し、加点評価で物事をみる
- 価値の方向を向いていればモチベーション、判断や選択も一貫する、だから結果につながりやすい
📘結果を出す人は、自信を越えて確信を持っているように見えます。知識や経験が十分なだけでなく、「自分は大丈夫」という安心感を備えています。
赤ちゃんは、自我が未発達なうちに立ち上がって歩き始めます。確信があるから歩くのではなく、「歩きたい、だから歩く」という純粋な動機なのでしょう。そして、転びながらも偶然うまくいったやり方を採用して、少しずつ歩けるようになっていきます。
結果が出やすい人には、少なくとも下記のような特徴があるでしょう…
・フットワークが軽く、地に足が着いている
・自己評価が高く、達成のプロセスを楽しんでいる
・自分のゴールを持ち、自分のペースを守る
・理解者や協力者がまわりにいる
・自然体でリラックスしている
こうした人は、普段から「加点評価」の視点で世界を見ています。つまり、自分自身や、自分の行動、出来事や物事、他人に対しても「良い点」「ポジティブな側面」に自然と目が向きやすいのです。自分なりのゴール設定〜ゴール達成という結果への積み重ねが無意識的にできています。地に足のついた小さな行動を積み重ねており、途中失敗しても、回復がスムーズです。つまずいても、次への準備をすぐに整えます。順調なときは順調なときで、ゴールに近づいている実感を持ち「今ここ」を楽しんでいます。
総じて、「自分が本当にやりたいこと」や「ゴール」がわかっている人です。優先順位を理解しているため、リラックスしており、自然体で自分のペースを守れるのです。また、常に「自分にはできる」「できている」という自己評価をしています。自然と応援されることも多く、誰かを応援するのも上手かもしれません。
このように、自分のゴールがわかっており、他者を前向きに巻き込みながらゴールに対して加点評価ができ、達成への段取りも楽しんでいる状態は、認識/思考/感情/行動がゴールに向かって一致しています。ゴールの道のりへの確信を支えてくれているのは、ポジティブ感情である「価値」です。
「価値」は…
・ゴールへ向けた行動を起こしたり
・行動を促進したり
・達成に向けた感覚的判断や選択の基準として方向を示してくれるもの
つまり、プラス方向(価値)のおかげでモチベーションは保たれ、ゴールに向けた行動も支えてくれます。