この記事でわかること
日々のアファメーション活用が変化の要
- アファメーションは唱える回数やタイミングにこだわらない
- 就寝前や起床時が効果的だが、自分に合う頻度でOK
- 使い続けると、認識や選択、行動、周囲の情報も変化してくる
- 前向きではない反応も変化の証。焦らず向き合えば成長の兆し。
- 最終的にはアファメーションが日常語に溶け込み、セルフイメージに定着
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📘【唱え方のポイント】
アファメーションが定まったら、日常の中で繰り返し使ってみるとよいでしょう。声に出すのが理想ですが、心の中でつぶやいたり、読むだけでも構いません。大切なのは「意識すること」なので、無理のない形でも続けてみることに意味があります…
・6-12のアファメーションの言葉は、一度に3回程度くり返して唱えてみる
・唱えるときは、「6-11の情景」も一緒に思い浮かべてみる
アファメーションと同時にゴールの視覚情報も思い浮かべると、体感覚(感情)も引き出されやすくなり、臨場感を高めやすくなります。
【使いやすいタイミング】
感覚に意識を向けやすい「朝起きた直後」と「就寝直前」がおすすめですが、日中の好きなタイミングで使ってもOKです。1日2回に限らず、自分に合う頻度で構いません。
【習慣化は無理のない範囲で】
決めごとにしてしまうと少なからずプレッシャーになったり、モチベーションに影響することもあるため、「今日やる」「今やる」という意識で十分です。アファメーションと同時にゴール場面を想像することが、自分にとって良い体験で大切なことなら、次の日も自然とやってみたくなることがあるからです。無意識領域に変化が刻まれているため、アファメーションを1週間使わなかったとしても、どこかのタイミングでふと思い出すこともあります。1日1回でも、1日置きでも、1週間後だとしても続けている状態といえるでしょう。
ただし、人は新しい変化に対して、もとの状態に戻ろうとする傾向があります。その影響でアファメーションを使うことを忘れることもあるので、自分に合う工夫を取り入れてみるとよいでしょう。
【調子がゆらぐときにも】
アファメーションは気分が揺れやすいときや、調子があまりよくないときに活用してみるのもよいでしょう。調子がよくないときは、心の中の会話も少し厳しくなっていることがあるからです。
【リマインダーを取り入れる】
スマートフォンやウォッチのリマインダー機能を使って、アファメーション6-12を表示する設定にしておくのもよいでしょう。
【アファメーションは1つでも十分】
複数のアファメーションを並行して使っても構いませんが、基本的には「最新のゴールに対応したアファメーションを1つ」使っているだけで十分かもしれません。
【アファメーションの効果】
アファメーションを続けていると、自分の状態の変化や効果に気づくことがあります。逆に、はっきりした変化を感じにくいこともあるでしょう。もしアファメーションの変化を確かめたいなら、「実践する期間」と「使わない期間」を分けて、長い目で比べてみるのもよいでしょう。アファメーションによる変化は、少し時間をおいて感じられるかもしれません。スキル1〜スキル6を繰り返し、ゴール設定やアファメーションの更新を重ねるほど、変化を感じるまでの時間が短くなることがあります。
【ゴールと関連する情報に気づきやすくなる】
アファメーションは、無理のない範囲で意識すれば大丈夫です。アファメーションを使い続け、現実に対する認識が変わり始めたら、ゴールと関連の強い情報が自然と目に入るようになります。たとえば、「新車が欲しい」と思えば、道ゆく車が目につきやすくなり、関連する情報が耳にも入りやすくなるでしょう。ゴールに向けたアンテナが無意識に働き、情報に気づきやすくなるからです。これが「アファメーションを続けると、変化につながりやすくなる」と感じられる理由です。その先にどのような世界がひらけ、どんなゴールに出会っていくかはわかりませんが、「より自分らしいゴール」に近づいているサインです。その積み重ねの中で、ますます「自分らしさ」が深まっていくでしょう。
【望む方向とのズレを感じやすくなる理由】
その一方で、ゴールに向けた行動や意図と一致しない反応が、以前よりも気になりやすくなることがあります。たとえば…
・ゴールが遠のいたように感じられる出来事
・他人の否定的な言葉
などが、これまでより気になりやすくなるかもしれません。その理由は、ゴールと現実との間のギャップが大きいほど、ゴールと一致しない思い込みが意識にのぼりやすくなるためです。ですが、これまでの古い信念の現れにすぎません。自分の心の中で生まれた反応で、ゴールに向かう流れを決定的に妨げるものではありません。
【行動にも変化があらわれる】
アファメーションは、認識の変化だけでなく、行動にも変化があらわれることがあります。ただし、それは無意識領域なので、自分ではすぐに気づきにくいこともあるでしょう。長い目で振り返ったとき「あのとき、確かに行動が変わっていた」と感じられるようになります。変化に確信が持てるようになるまでには、ある程度の時間がかかるかもしれません。無理しすぎたり、頑張りすぎたりするのでなく、無意識の働きにゆだねながら進めることが着実な変化につながるでしょう。
【アファメーションを継続することで起こる変化】
スキル1~6を継続することで「前向きな感情/思考/認識」が少しずつ増えていくことがあります。ただし、その変化は急激に起こるわけではなく、ゆっくりとしたプロセスで進むことが多いでしょう。私の経験では、最初のうちはアファメーションの言葉やフレーズをリマインダーに設定しないと、すぐに忘れてしまっていました。リマインダーが表示されても、気づいているのにそのままにしてしまったり、数秒で済むにもかかわらずつい実践を後回しにしたり、そのまま続かなくなったこともありました。ですが、効果を感じるにつれ、自然と習慣化していきました。習慣化があまり得意ではない私でも、アファメーションの習慣は何年も続きました。
最終的に、アファメーションが日常に溶け込んでいく形になり、日々自然に実践できるようになりました。日常でふと口にする言葉が、アファメーションと一致するようになり、わざわざ唱える必要がなくなったのです。もともと「古いセルフイメージ=過去の自分、新しいセルフイメージ=今の自分」という区別が自分の中にありましたが、その境界も少しずつ薄れてきています。「自己イメージが入れ替わることは、実際にあるのだ」と今は感じています。
【変化への向き合い方】
ゴールへ向けた自分の内面の変化が始まる段階で、望む方向とずれた出来事が増えているように感じることがあります。ですがそれは、ゴール達成が近づいているサインとしてあらわれる場合があり、実際は状況の悪化ではなく、思い込みが表にあらわれていることもあるため、変化のプロセスの一部として受け止めてみてください。
ただし、本当に状況が悪化しているのか、それとも好転への変化なのかを見極める視点は大切です。変化に対して安易に決めつけをせずに、ひとまず3週間ほどは、落ち着いて様子を見てみるのがよいでしょう。
その間も、次のような行動を続けてみましょう…
・日々アファメーションを意識的に活用する
・スキル3、スキル4を意識する
・ゴール設定(資源集め)や、達成に役立つ選択をする
・ゴールやアファメーションを、必要に応じて更新する
つまり「自分のやりたいことを、優先的に大切にする」ということです。
スキル1〜6を繰り返してゴールの抽象度が上がるにつれ、一時的な感情の揺れを強く感じていくかもしれません。ですが、それは「高くジャンプする前に、膝を沈めている」ようなものです。ゴールが達成される頃には…
・当初感じていた「状況の悪化」は単なる思い込みだった
・大切なものを失ったり、人との関係に悪影響を及ぼすことなく、むしろ状況は総じて良い方向へ向かっていた
など感じられるようにもなるでしょう。邪魔をするように見えた人ですら、後から振り返ると別の意味があった、と感じられることもあるかもしれません。表面的には後退しているように見える変化に対して、過剰に反応することなく、「やりたいこと」や「アファメーション」を意識しながら過ごしてみてください。