📘効果的なゴールには、超ポジティブ要素も必要です。
自分だけが得をする、とか、誰かの不幸/不利益など招くネガティブ要素がゴールに含まれると、モチベーション増への効果は低いでしょう。例えば、怒りや、不機嫌、くやしさなどの感情が、ゴールの根底にあるとしたら…。こういったネガティブ感情もモチベーションの一種であることは確かですが、ネガティブがゴールになっていると、結局ネガティブが実現してしている、ということになります。
ネガティブ要素は、ポジティブ要素と裏表なので、できる限りプラスへひっくり返しておきます。怒りがあり、不機嫌があり、くやしかったのは、達成したい目的や、本当は実現したいゴールが何か存在したからだ、という前提で考えること。怒りではなく、不機嫌ではなく、くやしいでもなく、…そうではなく、「本当はどうなりたかった?」その背景や根本を、自分で深掘りします。できる限り、「キラキラ」「高尚な」ゴールへの言語化を試みてください。より多くの人と共有できる意義あるゴールの方が、自分の長期モチベーションにつながります。
ネガティブ要素がないかのように見えるゴールでも、もっとポジティブ度が上がったとしたら、「超」なポジティブゴールは、どんなゴール?…時間をとり、考えます。輝きを更新し言語化しましょう。余談ですが、成長や挑戦という価値の実現を期待しやすいのは、「仕事」や「趣味」の分野になります(ビフォーアフターの差が計測しやすいから)。
自分にとっての本音の望みや必要性をベースに考えます。「超」ポジティブ要素が加わったら、「その未来のゴール場面の自分の姿」の、詳細をイメージして観察、内容を覚えておきましょう。
© 2025 Ando Mayumi 本記事および書籍に含まれるコンテンツの著作権は著者に帰属します。無断転載・複製・再配布を固く禁じます。引用の際は出典を明記してください。「源泉モチベーション」は Ando Mayumi の登録商標です。